カキ殻は、多くの微量要素を持つ生きたカルシウム肥料

質問>圃場定植して早くから実が成るとお聞きしました。

はい。みかんは普通4~5年で初結果ですが、私の方法だと短期間に"デコポン"や"はるみ"が収穫できるので皆さん驚いてます。

質問>マリンカルをご利用いただいてますが…。

大崎上島は全国的にも"デコポン"や"はるみ"で知られています。私はいちはやく苗木を入手し、八朔園を改植して育てたんです。 ポイントはいくつもあります。基本はよい土を作ってよい根をそだてる事です。私は圃場の土づくりに加えて、苗木を1年間程肥料袋の中で育てます。
樹皮堆肥と汚泥を使い、そこにマリンカルを混合して細根を増やすシステムです。写真のようにこれだけ根のついたものを圃場に植えるからすごい勢いで生育するんですよ。
石灰類を施すと根が増えると発表されていますが、マリンカルはカキ殻の石灰で化石の石灰と違い微量要素も多く含まれていますし、苦土も添加されています。良さは使ってみて実感しています。 それから植え方も当時は行われていなかった作業道を入れた列間植にしました。
今では省力化や軽労働化の基本になっています。それと樹冠と樹冠上部は全撤果ということも皆さんにお話しています。これらは農文協の書籍でも新技術として紹介されました。

質問>今後に向けての取り組みがおありですか?

露地栽培だけでは安定収入が得られないため、後継者育成を目標に、その受け皿作りとして施設栽培で新しい品種に取り組んでいます。
この場合も土づくりとしてカキ殻肥料(マリンカル)を全園に10アールあたり5〜6袋投入しています。