質問>一般的には鯉とカキ殻は結び付き難いと思いますが、ご利用方法をお教えください。

魚も水の中のミネラルを使いながら成長しますし、水を濾過するバクテリアもミネラルを使いながら増殖するんです。そういう意味ではミネラ ル分は不可欠なんですが、カキ殻はミネラルを豊富に含んでいますし、水に溶けやすいんですよ。主成分は炭酸カルシウムですから水のpHの調節の役割が大きいですが、カキ殻は水が酸性になってくると溶けてアルカリ性になると溶けないんで す。水のミネラル分が不足すると酸性の水になりますからカキ殻はとても都合の良いものなんです。

質問>水を濾過する行程の途中に置くんですね?

使い方は色々あるんですが、濾過槽の流れの途中に置けば水があたって溶けやすかったり、曝気装置のシャワーの下に置いたりします。だいたい半年もすると溶けてペラペラになります。

質問>その他の用途もあるんですか?

私たちは稚魚から生産していますが、養殖場は田んぼだったところですから、土の酸性化を防いだり、土壌改良としてミネラル分を補充したりするのに丸栄さんのカキ殻飼料の「梅」を使っています。そうですね一反当たり200kgをトラクターで 鋤きこんでいます。そうすると水質が安定するんです。

質問>愛鯉家の方もカキ殻を使っているんですか?

皆さんというわけではないですが、水道水を使っておられる方や、ミネラル分が少ない水を使用しておられる方にはカキ殻をオススメしています。水槽の中で錦鯉を飼って楽しむという方法が人気になり始めてますが、その場合も水質によっては濾過装置の中にカキ殻を使用したりします。

質問>水槽で錦鯉を飼うのは難しいですか?

いいえ、錦鯉はとても飼いやすい生き物ですよ。餌をやり過ぎるとか、水を長期間換えないとかでなければ大丈夫です。餌は1〜2週間くらいなら与えなくても大丈夫です。水槽で育てると錦鯉も大きくなりませんし、長生きですからとても癒されますよ。